さあ!自分の楽器で、音を出すぞ!!と意気込んでいらっしゃる方には、申し訳ないんですが、シタールは、音を出す前にやらなくてはならない作業があるんです。
「えっ! 持ち方や、置き方、勉強してもまだ知らなきゃいけないことあるのぉ〜」って、がっかりされるお気持ちは分かるのですが、楽器は「
Instrument」すなわち道具ですから、使う前には、きちんと使えるようにしておかなきゃいけないんですね。
その一番基本が、チューニング、つまり音合わせです。
チューニングが出来ていないと、つまり、TVやラジオで周波数があっていないが如く、ただただ聞苦しいだけのものになってしまいます。まあ、そんな音をわざと使った音楽もあるのですが、ここでは触れないでおきましょう。(実は私も良く知らない・誰か教えて下さい)
シタールをお持ちになって分かると思いますが、多くの弦が張られています。
その一本一本の弦を丹念に合わせていく、というのは、大変な仕事です。
実はここで、多くの方々が、挫折してしまうことが多いのですが、それは実に残念なことです。
何とか、その第一段階を越えていただきたいと、ない知恵を絞り一生懸命考えました。
そこで、幾つかの項目を作りました。
1.とりあえず・・糸巻きの具合を見て
2.弦の仕組み
3.2番目の弦(ジュリタール)を合わせる
4.他の主弦を合せる
さて、チューニングのやりかた、何となく分かったでしょうか?
苦労された方もいらっしゃるかも知れませんね・・・でも
ご覧いただき、ゆっくりでも音合わせが出来るようになられたなら、シタールの演奏において とても進歩した、ということですよ!
きれいな音が出せるようになってきたら、なおさらいいです。
美しい音色は、もうそれだけで、色々なことを教えてくれる!と思っています。 |
|