シタールのメンテナンス     

シタールのメンテナンスとは 弦について フレットの調整 ジャワリの調整 糸巻きの調整


ご意見等ございましたら
お伝えいただければ幸いです

 暗中模索しながらシタールのメンテナンスしております。
 自分の楽器については、失敗もできますが、ひとの楽器をいじることは本当に責任をもたないといけないことです。

 東京芸術大学の楽理科 http://musicology.ms.geidai.ac.jp/では、故・小泉文夫さんが集められたシタール http://www.geidai.ac.jp/~odaka/gcat/japanese/html-text/245-j.html を使って、シュスマ・小俣さん http://home.interlink.or.jp/~omata/ による授業が行われています。
 楽器の管理について、学校ではいろいろと苦労をされているようで、メンテナンスをさせていただきました。

 小泉コレクションのシタールは、小泉さんがおそらくはじめて訪印なさった頃からのものもあるのでしょう。
 今と違い、何にも情報のない中で、手探りで、集め、学び、授業の枠を作られたのでしょう。

 なぜ、民族音楽なのか、と問われ続けながら、そして、ご自身にも問いかけられながらの授業であったと思います。

 メンテナンスをさせていただきながら「私はここまで、やったよ・・あとは、君達がどこまでできる?」と、問われている気がしました。
 下の階にある「小泉文夫記念資料室」 http://www.geidai.ac.jp/labs/koizumi/ 、通るたびに、心の中で黙礼いたしました。

 先達の方々の、民族音楽に対する思いが、足跡が、感じられました。
 背筋をピンと張らないと出来ない、絶やすことなくきっちりと次の世代に伝えていくべき事柄です。

 試行錯誤しながらのメンテナンスです。
 本当に正しい方法なのか、自分でも決めかねています。
 多くの方の、ご意見も参考にさせていただきたいと、思います。よろしくお願いいたします。


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