糸巻きの調整
シタールの糸巻きには、主弦用糸巻きと、共鳴弦用糸巻きの2種類があります。
参照
糸巻きは、シタールの棹に開けられた穴にただ差し込む形で、取りつけられていますので、その接する部分を調整してやる必要があります。
- まず、糸巻きを取り外します。糸巻きが固く接合している場合、注意深く取り外してください。
無理な力を加えると、糸巻きが折れる恐れがあります。
- 糸巻きの接合状態を確認します。
棹にきつく接している部分は、擦れている跡がはっきりとしていてなめらかになっているはずです。
全く接していない部分は、擦れた跡のない、そのままの状態です。
- 接している部分(擦れた跡のある部分)全てに、軽く紙やすりをかけ、糸巻きを取りつけます。※
- 何回か、2〜3の手順で、糸巻きの接合部分を調整します。※
- 接合部分に軽くすべり止めとしてチョーク(一般の市販品で充分です。ビリヤード用のチョークなどですときつくなりすぎます)、を塗り、弦を張って、棹に取り付けます。
※慣れないうちは、あまり削りすぎないで下さい。
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