演奏会での印象とか・・・いろいろ

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2001年 4月 


4月
4月30日 「南正人さんのコンサートに行きました

ひょんなことから、昨日町田で行われた、南正人さんのコンサートに行く機会が持てました。
色々な縁がある方だったのですが、今回は本当に偶然でした。
彼は、アジア各地(もちろん日本も)を旅しながら、歌を作り、歌っているすてきな歌手です。
旅の中で、出会ったこと、気づいたこと、感じたことを、歌詞に折り込みながら、歌っています。それは、自然と、何かのメッセージになってくるようです。

 機会があれば、ぜひお聴き下さい!きっと心に残る言葉に出会えるでしょう。

インターネットの発達しつつある今だからこそ、15日記の大内さんや、南さんのように、各地を、自分の足で歩き、自分の言葉を歌詞にして、自分の声で歌う「吟遊詩人」の存在は、実は、とても重要だとも思えてならないのです。
そして、それを、同じ時間に同じ場所で味わう体験は、ネットワーク社会では欠けてしまう、ひととひととが直接出会うことの感激を、再確認させてくれる、本当に貴重な体験でした。

わたしも、ぽつりぽつりと、自分の言葉で歌い始めています。下手なのを承知のうえで・・

 「恥じかかなきゃだめよ!それがあるからこそ、前に進んでいけるの!

主催者の、「生活の吟遊詩人」(と呼びたい方です)角張光子さんメッセージも良かったです。


4月25日 「エコ・ナプキン全国集会」での演奏

23日に東京・町田市の「エコ・ナプキン全国集会」で演奏をさせていただきました。
生理用品は、男性にはどちらかというと縁遠い存在です。
それで、つい「男性の」発想の中からは抜け落ちてしまうのですが、使う女性の立場から、健康環境手作り、などなど含め考え、作り出していくことって、素敵ですネ。

そして、これは、まったく私の感じ方なのですが、その発想の一番根底にあるものとして、「命を産んでいく性」という意識があるのだ、と思っています。

長い人間の(そして生物の)歴史を考えても、「生産」の最も根源であり、基本であるのは、「」こと・・・その脈々としたつながりの中に私達はいるわけです。
生産なんて言っちゃうと、なんか、工業製品とか、機械とかをついつい私など連想してしまいますが・・これも「男性の発想」なのかなぁ・・

この会に呼んでいただいたことは、「あんたも、従来の男性の発想から、本来の男性の発想に気づいていくべきでは?」と、ポーンと提案をうけたような気がします。

さて・・・


4月17日 「まじょらむ と 法久 での演奏会のこと

13日は横浜・綱島のまじょらむでの演奏会でした。メンバーは唄・高木春恵 シタール辰野基康 パーカッション&ギター・エルビン川口 です。
本当にアットホームな場所でした。手作りのお店で、置いてあるものの、ひとつひとつが沢山の思いがつまったもの、さりげなくあるひとつひとつが「夢」をたくされたもの・・・そんな気がしました。

翌日、翌々日は群馬県でのシタールのソロの演奏でした。
急遽決定した演奏会でしたが、時期がちょうど ^^山桜の花盛り にぴったり重なりました。
ちらしにも、そこの桜の風景と分校跡地を写真で紹介してあります。
街からいくと、山間の家々のたたずまいの美しさ、きれいに手入れされた校舎跡地・・・に感激してしまいますが、そこには、その土地の自然と共存したくましく暮らしてきた人達の苦労の足跡も感じられます。
そして、そのことは、「きれいな風景」よりも、人が生きていくという部分で、大きな感動を心に与えてくれるもののようでした。

厳しく過酷で、同時に深い恵みを与えてくれる、「自然」・・・それと、生活の中で長い時をかけ関わってこられた方々からは、学ぶべきものは本当に沢山あるような気がしています。


15日は、私の演奏と、イラストレーターの大内正伸さんが、自作の『むささびタマリン森のおはなし』の紙芝居を上演して下さった、ジョイントコンサートでした。
紙芝居の中で、オリジナル曲をご自分でギターを弾き、歌われるのです。

舞台の袖で聴いていてすっかり気に入って、思わず、自分の演奏の時、そのメロディーをモチーフにした即興演奏をしてしまいました。なんせ、曲の作者が目の前にいらっしゃるんです!いきなりで失礼かなあ・・とも思ったのですが、「よろしいですか?」とうかがったら、にこにこされて、”いいですよ”・・大内さんありがとうございました!

でも、上手く弾けたかなあ^^;

歌垣
というものがあります。誰かが、歌い出したのを引き継いで、また誰かが、歌っていく、そうやって、「歌」の輪が広がり、人から人へ伝えられていく・・・長い時間をかけ、土地の光や風や土の香り、木の香りをいっぱい吸い込んで、歌そして、歌う心が育っていく・・・ いいですよね。

 コンサートの様子は大内さんのホームページに詳しく掲載されています。
 紙芝居も素敵です。森林について楽しく語ってくれます。ぜひご覧になって下さいね。
大内さんのページです→ 未来樹2001と大内正伸のホームページ

 なんと!私も写っている!! どーです! ホームページに写真が載っているんですよ! と何だかうれしい気持ちです。 あ〜、そういえばこれも、ホームページだった・・

 

 小さな小さな会だったけど、こんなに皆で語りあえるって、いいですね!


 ”とがつながって
大きな
大きなが描けて
 ほんとの世界を描けたら・・ほんとの世界、作れたら・・”

こんな詩を思いつきましたよ。
あっ、そうだ!リンクのページに書き写そうっと


街の中と山の中、違った場所での演奏でしたが、日々の暮らしと音楽のこと、色々思い、得ることの多い演奏会でした。


4月9日 「桜も散り始め、春が過ぎていくなあと、思いました

月末から月はじめまで、何となくせわしない日々が続きました。

音楽の学校に、シタールのメンテナンスで数日通いました。3月の終わり・・・卒業式の季節・・・これから社会へ出ていく卒業生、長年通った学校を離れる淋しさ、社会の荒波へと巣立つ期待と不安、心なしかちょと湿っぽくなっています。でも、がんばって!!
4月の始め、入学式の準備、新しい出会いに皆気持ちがウキウキ!!笑い声がこだましています。入学おめでとう!数日間でこんなにも、「場」の表情って変わるのですね。
 でも、長年受験に落ち続けた私としては、この季節をつらい気持ちで過ごす人も沢山いるんだろうなあ・・・と思ってしまうことがあります。でも、そんな経験はきっと長い人生の中でいつか生きてくる本当に貴重な事!めげないで!とそんな方々にぜひともお伝えしたいです。

 昨日は、花祭りの会に呼んでいただき、シタールを弾いてきました。(演奏会情報に掲載しなかったのは、内々の方々の集いだったからです)
 花祭りは、仏陀の誕生を祝うお祭り、国民的なお祭りにしたいですね、と会の方がおっしゃっていました。駅前では、子供達が象の人形をひくパレードをやったそうですよ。
 春に相応しい行事かもしれません。
 きっと象をひいた子供達は、大きくなってもこの日の晴れ晴れとした気持ちのことを、大切な思い出として、ずっと覚えていてくれることでしょう。

 平和って、そんなところから作れたらなあ・・・


4月5日 「3月30日のライブのこと

月末から、昨日まで、色々忙しく、3月30日のライブの感想書き遅れてしまいました。
代官山ポレポレでの石間さんとのDuoでした。
彼は楽器の調整(ジャワリという音色を作る部分)が上手くいかず、来る直前まで調整していたそうです。
本当にこの部分はたいへん!同じシタール弾きとして、石間さんの苦労が良く分かるのです。でも、なかなか一般の多くの方にはまだ理解いただけていないことでしょうか。
こうやってホームページを作り、至らなくとも、自分の分かる範囲のことだけでも書き連ねていけば、少しづつでも理解していただけるかなあ・・・

そんなことを思っていた矢先に、ライブの感想のうれしいお便りをいただきました。


先日は素敵な演奏をありがとうございました。
シタールの演奏を聞くのは初めてのことでシタールの音色の美しさに魅力を感じました。
幻想的でエスニックな音色ですね。
柔らかいリズムがだんだんと激しくなり、それでも研ぎ澄まされたように響いて...
何か不思議な懐かしいものを思いださせてくれる気がしました。
特にお二人の二重奏というのもますますよかったと思いました。

また演奏を聞かせていただければと楽しみにしています。
ホームページも是非見させていただきたいと思います。
これからもわたしたちに、素敵な音楽を聞かせてください。
   P.S   この満開の桜の木下で聞くとまた格別でしょうね。
           〜Kooshi


 ありがとうございます。聴いていただいた方の励ましのお言葉が、また次の音を作っていく大きな力となります。多少の苦労はあっても、それにめげずやっていけます。

 ふたつのシタールが互いに響きあい、演奏者のこころも響きあい、聴いていただく方々の気持ちも響きあい・・・そうやって「Live」していく時間を共に過ごせたら・・・それは、生きている時間の中で、とっても貴重な時間・・・
だから、機械がいくら発達しても、人と人が出会い、時を一緒に過ごす「時間」だけは、いつまでも変わらないと、信じているのです。詩Song Forを書いた気持ちです。


4月1日 「外国に行けないのに、外国で紹介されてる?Why?

今日から4月!!とっても暖かい日でした。
何となく、外国の検索サイトで、シタールについての紹介なんかを探してたら {TATSUNO} というコーナがありました。「あれ、偶然にもシタールについて私の名前と同じひとがいるよ」と思い、"Hellow!! I am same name !"とかメールを出そうと、良く見たらこのページのこと。

 http://www.orions.ad.jp/c/urls/word/t/a/tsuno.html


どこか外国の登録サイトに登録したっけ???
さらに、よく見たら、日本のorionsというところの英語ページでした。(アドレスが、jpってなってるでしょ)
でも、日本語読めなくて、せっかく訪ねて下さる方には気の毒だなあ・・・・日本語ばかりだもんな・・・

English Page を作れば親しみを持ってもらえるのでしょうが、英語苦手だし・・・
でも、訪ねていただいた方には、少しでも何か得るものを!!・・・というのがこのページの方針(Policy)だしなあ・・・(ほら、少し英語書いたよ、でもこれじゃ、殆ど意味、わかんないだろうな)

English Page 作る努力もしなくっちゃ・・・
一応、お詫び画だけ作って、Top Pageに置いとこう。
では、See You again.