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2001 2月 

2月

2月28日番外編 本サイトが「Yahoo JAPAN」の「シタール」に登録されました。

 分類は、Yahoo JAPAN エンターテイメント>音楽>楽器>弦楽器>シタール になります。

 昨日、Yahoo JAPAN(検索エンジンのサイト)からメールをいただき、このページを登録していただくことになりました。
 やはり、作り始めは、アクセスカウンターが気になったしてり、「いろいろ宣伝しなきゃ!」とあせったりもしていました。
 が、こうやって少しづつでも、各方面で扱っていただくようになると、やはり、時間をかけても、内容を充実させなければ!という気持ちになります。

 手前味噌でまことに恐縮ですが、Yahoo JAPANへの、お礼の手紙を載せさせていただきます。

 本当にありがとうございました。
ただ、がむしゃらに、わけも分からず作って来たページを掲載していただく事、本当に嬉しく思います。

今後も気持ちを引き締めて、自分の力相応の、等身大の良質なページ作りを目指します。
多くの人に見ていただきたい気持ちは、もちろんあります。しかし、そのためだけのものにはしたくありません。
 たとえ少なくてもいいから、訪ねていただいた方々が心暖まるものを持ってお帰りいただける、パソコンやインターネットに縁遠い人達にも優しくなれる、そんなページにしていきたいと願っております。
今後とも、ご指導のほど、よろしくお願いいたします。


2月17日「ウイークリー」サロンコンサート

 田園都市線青葉台駅そばの、ウィークリサロンでのコンサートでした。
 お客様が大勢いらして下さって、ありがとうございました。
 サロンでのコンサートは、演奏者と聴かれる方の距離が近く、いつも、楽しみにしています。

 そういったところで、演奏をさせていただく場合、聴かれる方はいろいろな関心を持たれているので、なるべく、分かりやすく、しかも、古典音楽の楽しみも含めプログラムを考えなければなりません。そこがいつも苦労するところです。

 今回は、楽器の説明、紹介などに結構時間を使いました
 インド音楽は、むずかしい!!と言われいることがあって、いつも心苦しいです。
 本当に、美しい音楽だと、私は感じているのですが・・・・・(インド音楽鑑賞・連載中!)
 やはり、これは演奏側に責任があるのでしょう。

 誰でも「美しい!!」と感じていることを、多くの人と分かち合いたいと思うのは、ごく当然のこと・・・・と考えております。

 さて、今回はどうだったのでしょうか?

 野口さんとの共演の「よだかの星」は、野口さんのいつもながらの熱演で、多くのお客様が涙を流してくださったのですが・・・


 2月14日「WAWAWA」展オープニングパティー

 今日、町田市の国際版画美術館で開催されている、「WAWAWA」展のオープニングパーティーで演奏いたしました。
 学校の美術の先生方の絵画、版画、立体、焼き物等の作品展だったのですが、うちの娘の先生もいた!!何か不思議な気もしてしまいました。
 このところ、ホームページを立ち上げたばかりで、けっこうそれにつきっきりになっていたので、実は本番での演奏すごーく不安だったのですが、皆さん暖かく聴いてくださいました。うれしかったです。

 気づいた事 
 やっぱり、質感のある作品は、どれも、その存在感すごいです!! こうやって、背景やラベル作っていても、画面上で(もちろんPRINT OUT出来ますが)実現するImageとは、やはり、圧倒的に違いますね!!!!
 しかも、グル−プ展となると、個々の作品の意味(価値観)がそれぞれあって、その全体での迫力はやはりすごい!!です。

 思わず、この世にそういった表現があることに、感謝したい気持ちになってしまいました。
 例えば、ひとつの絵画の作品、筆を置いたときの作家の心の動きや息づかいなど感じてしまうと、もうそれだけですごく圧倒される感じです。
 色を置いて・・離れて・・見て・・また、置いて・・・・そうした、淡々とした繰り返しの作業、やはり人を感動させるものがあります・・・・直接的なインパクトです・・・ううう・・上手く説明できない

 演目は、ベンガル・ドゥーン、Raag Yaman、Song For でした。


2月12日 「水俣のほっとはうす と 交流会
         ミニ・コンサート」のご報告

 昨日の演奏会のご報告です。
 場所 新横浜 スペースオルタ
 出演 歌・高木春恵 シタール・辰野基康 ギター、笛・エルビン川口

 「ほっとはうす」は、熊本県水俣市にある、障害をもつ人達の働く場です。

ほっとはうす 867-0065熊本県水俣市浜町1-13-18 tel/fax;0966-62-8080

 プログラムは映画上映「わが街わが青春-石川さゆり水俣熱唱」
         ほっとはうすからのメッセージ
         ミニ・コンサート
         水俣ハイヤ節    ・・・・・ と、続いていきました。

 さて、演奏のほうですが、シタールのほかにタブラも叩いたのですが、やはりというか、当然と言うか、ぜんぜんタブラの音になってなかった!!
 やっぱりタブラは専門家の音が、個人的には好きです。申し訳ありませんでした。他の演奏についても、う〜ん、と考えこんでしまう部分も多々あったなあ・・・
 そんなものでも、喜んで聴いて下さった方々、沢山いらして、それは何よりありがたいことなのですが・・・・でも、そういう方々がいらっしゃるからこそ、拙いなりにいい演奏する努力をしていかないと・・・
 と、反省しつつ・・・

  4月21日・水俣病関係の講演会があります。「水俣病記念講演会」
     主催 水俣フォーラム 
http://village.infoweb.ne.jp/~minafo/


2月11日 「二宮さんと話した事」

 2月9日に書いた作曲家の二宮玲子さんから連絡があり、西洋音楽とインド音楽の違いなど、話し合いました。
 (両方の音楽のことについて、実際の現場からの視点を含んだ見方を出来る人は、本当に数少ないと思います。貴重なお話をうかがいました。)

 大雑把にいってしまうと、西洋音楽は、和音の部分をとても発達させたのに対し、インド音楽は旋律を発達させてきた、とも言えるらしい。また、声楽の考え方の違い(つまり「美しい声」についての感じ方の違いかな)の指摘もされていました。
 そのあたりの事を、厳密に伝えようとすると、それこそ「論文」(あー・書いたことないです)にまとめなければならないくらい、大変なことになってしまう。

 ・・・ここまで書いて、思わず、Raga Yaman (インド古典音楽の旋法のひとつ)、うなってしまった・・・今、歌いながら、入力してます。ちょっと やばいっす

((nananana nananana nananana nananana X2)(m---)X2 nananana nananana nananana nananana (Tanana Tanana Tanana Tanana TanananaTnananaTnananaTnanana)X2)X2

 例えば、こういう歌詞(スキャット)です
 htmlのソースやプログラム言語じゃないです。
それにしても、音楽の構成みたいなものと、プログラムというもの、なんか似ています!!!

  今回はちょっとマニアックになってしまいました。失礼!
明日の演奏会がんばんなきゃ!


2月10日 「横浜ラポールロビーコンサート」 と 「ゆめの木・Valentine Concert”歌とシタール”」 演奏日記

 一日、2つの演奏会は、メンバーも内容も違ったので、さすがにきついです。もっとも、こなせる人はこなせるのでしょうが・・・

 「横浜ラポールロビーコンサート」は、野口田鶴子さんとのジョイント、宮沢賢治の「よだかの星」でした。
 野口さんの語りは、さすが、迫力があって、よだかの叫びが今日は一段と冴えてたようでした。
 いつも、合わせていて涙がこぼれそうになってしまいます。
 よだかの星、演目に入れる際に、「いじめ」の問題につながるのでは、なんていう意見があって、二人でいろいろ検討した事が、今ではかえって作品の理解をさらに深める結果につながり、良かったように思います。
 手話通訳がついたのも、とてもよかった!!!

横浜ラポールの、「障害者・健常者」という境をなくしていこうというポリシーを感じました。 素敵な場所です。 http://www.city.yokohama.jp/me/rapport/  障害者スポーツ文化センター横浜ラポール

 「ゆめの木・Valentine Concert”歌とシタール”」は、SUARAの舞台でした。
 お店が出来て初めてのコンサートということで、スタッフの方々は緊張されていましたが、お客さん達のとってもくつろいだ雰囲気があってよかったです。
 春恵さん・エルビン夫婦は、娘が高校受験直前ということもあってか、そっちのほうでナーバスになってたかな・・・

 演奏家にとっては、日常的にシタールを弾いているわけですが、聴かれる方々にとっては未知の楽器・・ということが多いのです。初めて聴く印象って、人によってはとても大事なものです。
 演奏を聴いて、辰野は下手だ!!と思われるのでしたら、これはまあ自分のことですから、しょうがないです。
 でも、SITARはつまらない!と思われるのは、とてもつらい事です。
 そんな自分の至らなさを埋め合わせる意味もあって、こうしてホームページを作ったわけです。


2月9日コンサート鑑賞記」 

コンサートに行ってきました。「東京フィルハーモニー交響楽団 アジア・環太平洋作曲家シリーズ第三回」東京オペラシティコンサートホール

知り合いの作曲家、二宮玲子さんの作品「ソプラノと管弦楽のための交響曲(ルバイヤット)」の初演でした。

その曲は、ところどころに、なんとなくインド的なメロディーを彷彿させたりして、それでいて、何と言うか「交響曲」の響きがあって、とっても暖かい感じがして、でも重厚で、よかったでした。(お客さんの拍手、大きかった)

 いわゆる「クラッシック音楽」のコンサート、うかがう機会は少ないのですが、やはりいいものですね!!

 生音の魅力は、ぜったい・あります!!!!!

プログラム中の抜粋です
 二宮玲子氏は、アジア人としての視点を確固としてもつ数少ない女性作曲家です。特に北インド古典音楽の技法に強く魅せられ、5回にも亘って当地を訪ねて、T.Mホッフマン、ビルジュ・ロイ、オジョイ・チャクラバティの各氏に古典声楽を師事した経験をもつ程の、彼女の好奇心の強さや物事に対する姿勢が、その作品や活動に着実に反映されているように思われます。

   「PROGRAM NOTES」 松尾祐孝 より


2月5日

 タブラの逆瀬川さんが「想波堂」から出したCD「にぎみたま」もってきてくれた。(私も一曲参加してます)

 さっそく聴いています。いいですよ。 こんな感じのジャケットです。

 CD出さないんですか、って言われること、よくあるんですが・・・・なかなか、頭がまわりません。

 どんなもの作ったらいいんだろー  とは考えてるんですが・・・・

 生演奏と録音物の違いがあんまりよく分からない・・・・・  うむむ


2月4日

 突然、電話があって、シルクスクリーンの版画工房スタジオウドンゲへ行きました。飲んで、話して・・・・すてきな会話で盛り上がって・・・・・・スタジオウドンゲ渡部さん、忠生の印刷工房の佐藤さん、柿生の看板工房の青山さん・・・・とってもいい時間ありがとう!!!!!


2月3日「番外編」 祝HP 節分

記念すべきHP開設日!!苦節1週間位・・・がたがたがたがたガタガタだけど、ともあれ出来た!!!!!! 2001・2・3 と語呂もよし!! この先どう育っていくんだろう。


2月1日

 ライブは Live ・・「生きること」「生きてくこと・・という意味があると、つくづく思いました。

 世界中のひとたちぜんぶで ! いっしょに Live ! 



 
昨日、石間さんと、南青山クラブ・ブルーでシタールデュオのライブ。面白かった。

 関係者は喜んで下さったみたいだ。DJの人達がずらーと前の方に並んでたなー。
 デュオは、とても可能性あると思う。どうやるか、それはやる側の問題。