NAMASTE INDIA 2001

来日アーティストの紹介

 

エスラージ公演
エスラージ奏者
 Mr.Sunil Kabiraj

全インド・ラジオ局付きのアーティストを経て現在、シャンティニケタン大学音楽副部長。
国内公演を数多く経験。

タブラー奏者
 Mr.Dilip Mukherjee

打楽器家の家に生まれ、6才よりタブラーを習い始める。
アメリカのM.L大学で教える傍らアメリカ全国で公園。現在インド・ラビンドラバラティ大学の音楽科でパーカッションを教える。
 

 

バウル公演
 バウルはベンガル地方の民衆の間で伝承されてきたイスラム教や仏教、ヒンドゥー教の影響を受けた独特の信仰をもち、それを歌や踊りで表現する。村々で歌や踊りを披露する大道芸人。バウルの音楽や詩は、詩聖タゴールによって紹介され世界に大きな評価を得る。
 バウルによれば、自らの身体が神の宿る小宇宙であり、宗教の違いを超えて人は皆同等で、自由。偶像崇拝や寺院の礼拝は行わず、自らの歌と踊りで神への信仰を表現する。

今回インド文化庁(ICCR)より派遣されるこの音楽グループは、マドゥスダン・サマンタMadhusudan Samantaさんをリーダーとして4名で編成され、来年の日印修好50周年のプレイベントとして行われるナマステ・インディアのために来日する。
 サマンタさんは西ベンガル州で生まれ、若くしてバウル音楽で頭角を表した。彼は初め父親から音楽の手ほどきを受け、後にバウル音楽の著名なミュージシャンに師事する。
 インド国内各地での公演の他、バングラディッシュでも公演し、高い評価を得ている。


今回は日本での公演の他、韓国、シンガポール等アジア各国に招待されている。
 足首に鈴をつけ、CUGCUGIと呼ばれるパーカッションを弾きながら歌い踊る。他のメンバーは両面太鼓Khol、竹笛Bashi、2弦の弦楽器ルートゥDotara(ギターに似た楽器)を演奏。