2002.09.29. 14:18 (Sun)
【 30年後の人生 】
30年前の友人が、お母さんとご一緒に、演奏会に来てくれました。
懐かしい気持ちより、驚きと感慨でいっぱいでした。
歳月はまるで、瞬く間のようです。
それぞれに、様々な出会いがあり、物語を綴り、歩き続けてきた・・・
そうですね、30年という間の月日のことを思い合わせれば、
「人生」という言葉も、それほど大袈裟ではないかも知れません。
その割には、ちょっと照れてしまう言葉でもあります。
幼かったし
未熟だったし
それなりに純真で一生懸命
今となれば、そのどれもが微笑ましい
そんな今までのことすべてがあって、お互いの今の日々がある
こころに爽やかな風が吹きました
30年後の人生
変るもの
変らないもの
どちらも 必ずあるんですネ
2002.09.27. 12:07 (Fri)
【 今日 明日 公演 】
東京の赤坂・草月会館でインド舞踊の方のリサイタルに、出演。
今日が、場当たり稽古。 明日が、昼夜の2部公演です。
何ヶ月も前から、ゆっくり準備してきましたからネ
明日は、晴れるといいなぁ
友人と、ちょっと話して いっぱい元気 貰えました。
とても、ありがたいことです。
開演のベルが鳴る前の、あの独特な緊張感、充実感が好きです。
背筋を伸ばし、気持ちをしゃきっとさせる。
さあ! 集中しよう!!!
一期一会のために
2002.09.25. 13:56 (Wed)
【 楽 器 】
楽器の部分の呼び方は面白いです。
BodyやHead
人に模した呼び方をします。
また、音楽の道具(musical instrument)とも呼びます。
人間と楽器の関わり方は歴史もあります。
シタールは楽器の中でも、辛口の部類に入るでしょうね。
「ヒト」として見たてても、道具として見ても、不思議だし、強烈です。
2002.09.25. 12:01 (Wed)
【 いろいろあっても あるきつづける 】
そんな絵本のタイトルにひかれて、画家の田島征三さんのことを調べてみました。
「人はみんなどこかへ向かって
歩いてゆく。
一人ぽっち、誰の助けもなく。
でも、きっといいことに出会うよ。
いつか…。」
うんうん!本当だね。頑張ろうね、って思えます。ありがとう
田島征三
プロフィール
1940年生まれ。画家・絵本作家。
主な著作は『ちからたろう』(世界絵本原画展金のりんご賞受賞)、
『ふきまんぷく』(講談社出版文化賞受賞)、
『とべバッタ』(絵本にっぽん賞・小学館絵画賞・年間イラストレーション作家賞等受賞)など。
幼少期を描いた映画自伝的エッセイ『絵の中のぼくの村』が映画化。
出典:http://www.garden-web.co.jp/journal/features/tashima/02.html
など
2002.09.24. 11:44 (Tue)
【 幸せを与えてくれた言葉達 】
部屋やPCを整理していたら、
いただいた素敵な言葉が出てきました。
ちょっと、編集して転載いたします
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
心でお客さんとお話ができます。
私がいいからと言って、商品を買ってくださるお客さんがいるって素晴らしいです。
Mさん
このたび良いお話が舞込み、突然ですが結婚いたしました。
遅まきながら今になって、フツ〜の平凡な幸せを心から有難く感じる毎日です。
新たな人生のスタートラインに立ちましたが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
Tさん
−−−−−−−−−−−−−−−
人には言えないような苦労をなんとなく感じていたから、
暖かな言葉は、美しい音楽のように心に沁み込んできます。
楽器が弾けなくても、音楽は出来ますよね。
幸せなこころを受け止められることは、音楽を創り出す力になってくれます。
自分にとっての「楽譜」みたいなものです。
感謝込めて頑張ろう。
2002.09.23. 07:36 (Mon)
【 Real World 】
パソコンに向かって、キーを打つ。画像を、Webページを作る。
様々な思いをそこに込めて。
世界に発信する情報、新たな自分の可能性の発見 思いきり自由にはばたける世界 etc
華やいで、艶やかなウェブの舞台。
けれど、それは、やはりとても個人的な世界でしょう。
現実は、同じ場所で生きる家族がいたり、職場があったり・・
淡々とした日常があります。
実は人間はそんな中で、自分を確かめて生きているんでしょうね。
2002.09.22. 12:57 (Sun)
【 閉鎖系 】
絶えず 学び 向上していこうとする 姿勢がないと
ネットは その独自性ゆえに 現実の世界に向かって閉じた 空間になってしまう。
それは【孤独】がキーワードの世界です。
もし、そこから抜け出そうとするなら、現実に向かって輝きながら前向きに生きていく、
そんな道を歩むしかないし、それは誰しもが歩めるはず。
ふと そう思いました
2002.09.21. 14:47 (Sat)
【 いろは 歌 】
色は匂(にほ)へど散りぬるを
わがよ誰そ常ならむ
有為(うゐ)の奥山今日(けふ)越えて
浅き夢見じ
酔(ゑ)ひもせず
※1)
優れた文学作品から文字を学ぶという叡智が900年続いてきました。
日本島の伝統的な文化を考える時、忘れてはならないことだと思います。
気候風土に添いながら、言葉の感性を育ててきたものだから。
それにしても、この島の民族の文化は保守的であり呪術的ですらある
ようにも思うことがあります。
自分が生まれ育ちながらも不思議に思う島です。
※1)出典:新いろはうたくらぶ
http://www.h3.dion.ne.jp/~takekosi/IROHA/
2002.09.20. 10:02 (Fri)
【 豊かさと 貧しさと 】
昨年 ちょっと話題になった「100人の地球村」というメールがありましたね。
世界の人口を100人にてみたら・・・というやつです
その、最後のところに
そしてたった1人だけがコンピューターを所有しています
と、書かれています。
ただ、その端的なデータを示した後の補足的に書かれた文章
「だから、あなたは幸せなのですヨ」
というのが、ちょっと違うかなぁ・・・と思う。
個人のコンピュータを持てない他の99人のことを考えれば
結論としては
「だから、あなたは孤独なのですヨ」
というほうが適切ではないのかな?
豊かさゆえの貧しさ ってあると思います。
そんな貧しさを超えていく道は、これから探すべきもの
出典:「100人の地球村」
加藤哲郎のネチズン・カレッジ開学 より
http://members.jcom.home.ne.jp/katori/Home.shtml
目良誠二郎さん「『100人の地球村』の誕生」
http://members.jcom.home.ne.jp/katori/mera.html
2002.09.17. 16:55 (Tue)
【 生活 】
色々な生活環境の変化があって、厳しい状況の中で、立ち上がり、
ひとり、ぽつぽつと歩みはじめるひとの姿を見るとき、こころ打たれずにはいられません。
たったひとりの歩みでも、それは、明日の世界へと続く道標
何を語るでもなく、ただ、今日を過ごすことの、重さ、尊さ・・
外から見れば、なんら変りない姿かもしれませんが・・
今日も素敵な一日を!!
そう願いつつ
ささやかな 画像をお贈りさせていただきました。
--- will learn much more than I'll ever know
what a wonderful
world ---
2002.09.13. 15:24 (Fri)
【 音 の 不思議 】
いつも、思っていることがあります。
自分で楽器を弾いた時の音と、録音物の違いなんです。
スピーカーを通すからか? 音のリアリティーが全然違うんです。
これは、言葉ではなかなか上手く説明出来ません。
この時期は、虫の音を聴いていますが、これも録音されたものと実際の音の違いが歴然としているものです。
音の記録の歴史はそれほど長くないです。
1887年、トーマス・エジソンの蓄音機の発明に端を発します。
それから1世紀あまり・・・技術の進歩とともに商業音楽を発達させてきました。
優れた記録方法は次々と開発されますが、やはり、音源そのものの振動の音ではない、あくまで加工された音です。
秋の虫の音は、季節の贈り物
一年で、この季節にしか聴けない音色は、ささやかでも、やっぱり、愛しいものです。
2002.09.11. 16:21 (Wed)
【 記憶 】
一年前の今日
あまりにもショッキングな出来事・・・
それをひきずるように、チャットをはじめ HPを作り ・・・
何を 見つけようとしてきたのだろう
何を 伝えようとしてきたのだろう
戦争 内乱 暴動 ・・・ どんな時代だって、絶えずそれと背中合わせ
子供達の 子供達の 子供達が それに向かい合うことがないように
いつまでも 平和な世界が続きますように
小さく つぶやくことしか 出来ないけれど
2002.09.10. 08:37 (Tue)
【 もう 20年くらい前の話です
<続> 】
始めて インドを訪れた早朝。
英国統治時代に作られた大きな公園を歩きました。
朝靄の中、公園の片隅にひとりの老人が、お茶屋をたてていました。
手持ち出来る「七輪」、小さなわずかばかりの質素な茶道具。
手振りでお茶を頼むと、一杯のお茶を入れてくれました。
お茶代を払う時、何故かうまく通じないのでした。
小銭を見せて、「これ?」と尋ねると、「さあ?」というように優雅に首をかしげます。
更に多い額を出しても、同じ・・・ 結局、妥当と思えるお金を手渡しました。
彼は微笑んで、また首をかしげました。
後から知ったのですが、首を横に傾けるのは、頷く仕草なんです。
生存競争のような都会の中で、
貧しく 優雅に 優しく たくましく 生きる
そんな生き方も出来るのだなぁ・・・・
はにかむような 穏やかな微笑みを
今でも、ふつふつと、思い出すのです。
2002.09.07. 03:08 (Sat)
【 もう 20年くらい前の話です 】
インド カルカッタ サダルストリート 大きな繁華街の通り
日本でいえば 真夏のような暑さ。
夕飯へ 安宿を一歩出れば 客引きが 肩を摺り寄せるようにしてきます。
「マスター マスター オンナ オンナ レディー レディー ヤスイ ヤスイ スクールガール・・ドウカ? 」
「ハロー!ジャパニー トモダチ〜 ハッシッシ カウカ? ナンカ ウルモノアルカ?」
ただただ、生きるために、必死で覚えた、呪文のように繰り返される日本語に・・・眩暈を覚える・・
真っ裸の子供が道端でころがり遊び、同じ道を、同じ年頃の子供が運転手付きのリムジンカーで登校する。
そう、それが実はリアルな現実なんだよ ・・・
って、見せつけられた気がしました。
でも、そんな中でも、こころの輝きを失わず、生きている人達にたくさん会いました。
ハスの花は、汚れた水に咲くといいます。
リアリティってこういうものかなぁ
2002.09.06. 13:11 (Fri)
【 忘れがたい 思い出 】
ささやかな演奏会をしたときのことです。
お聴きいただく方々と、膝をつきあわせるような小さな会場です。
「子守唄のような感じでしょうか?」とお話して、演奏した曲がありました。
前の方で、ひとりの女性が、隣りにいる小さなお子さんの肩をそっと優しく手を起き、聴いていました。
一瞬ちらっとその姿が見えただけでしたが、本当に優しい仕草と眼差しだったと、覚えています。
優しい眼差しが持てるから、ヒトって生きてきたんだなぁ・・・
人間がこの自然界で生きてこられたのは、技術や知識ではなくって、
そんな眼差しをいつもどこかで育ててきたから。
それがあって、はじめて活かされていく、技術や知識。
そんなことを、思いました。
優しい眼差しを育てていける音楽・・・
いつの日にか作っていきたい
2002.09.05. 20:16 (Thu)
【 国際ソフトボール大会懇親会での演奏 】
先日(8月29日)、横浜のホテル内での国際ソフトボール大会懇親会で演奏しました。
長唄三味線の松田千鶴子さんが主催される「音のパレット」の会のメンバーとしての参加でした。
三味線 Chizuko Matsuda
シタール Motoyasu Tatsuno
ウード Keiichi Satou
打楽器 Atsushi Itou
のメンバー
日本の伝統曲などをアレンジした演奏でした
最後の「八木節」は会場が盛り上がりましたヨ
2002.09.04. 11:28 (Wed)
【 美しいもの 】
美しいものに触れるときの こころを どう説明すればいいのだろう
けれども 美しいものは 同時に 儚く崩れていくものかのようです・・・
美しさは ひとが生きていく「現実」の前に 無力であったり、
傷つけられたり 破壊されたり
それ自体 そういった運命を持っているんでしょうネ
それでも ひとのこころに 静かに 沁み込んでいく・・・
ひとは それに憧れ また 困難の末に 産み出そうとしていく
それが、美しいもののもつ 力
長い間 人間が生きてきた 歩みを その中に想います
一生の中で どれだけの美しいものに出会えるかな?
9月4日(水)
● 幾つかの日記 ログのまとめ ●
ここの他にインフォシークにも日記を併用して書いています。
無料で借りているスペースなので、過去のログはある程度たまると、消えていく制約はあるのですが、
その分、更新・UPという作業がなく、助かり、ついそちらに書き込んでしまいます。
7月、8月は、ほとんどそこに書いていました。
それをまとめてみますネ。
日記を読みやすく、まとめていくのが、現在の課題ではあります。。。
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ログは、7月,8月に移しました 9・5
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